Profile
ごあいさつ
初めまして。
秘伝のオイルで心も身体も整える、本格アーユルヴェーダスパ
SANTOSHA主宰兼セラピストの中里奈緒子です。
はじめてのスパに行くとき、一体、どんな人が施術してくれるのか、気になるところかと思います。
お越し頂く前に、少しでも不安が解消されましたら、と思い、自己紹介をさせて頂きます。
お読み頂けたら嬉しいです♪
SANTOSHAは、2021年10月にオープンしました。
大学生位の頃から、ぼんやりと将来は人の役に立つ仕事をしたい、と思っていまして、
その最終的に見つけ出した答えが、アーユルヴェーダを伝える仕事であったこと、これが私の天職だ、と思える職業に出会えたのは、何よりも大きな喜びで、日々大きなやりがいを感じています。
部活、行事に熱中した学生時代
まず、中里さんてどんな性格?と聞かれたら、友人は真っ先に、”常に明るくてポシティブ、でもおっちょこちょい?”と答えると思います^^
実際、嫌なことがあっても、すぐ忘れてしまうくらい根が楽観的で、小さな事は気にしない性格です^^
そして、常に何か目標を立てて、それを達成していくことが好きです。
それは昔からだったようで、中学時代はソフトボール部のサードをしていて、都大会ベスト8に向けて燃えていました。
高校時代は体育祭、音楽祭など行事に情熱を注ぎ、高校三年時は受験に燃えていました。常に燃えていますね(笑)。
大学では仏語圏への留学も経験し、語学勉強や異文化交流を通して、視野が広がっていくのが楽しい日々でした。
憧れていた業界への就職、そして挫折
卒業後は、アートや洋服が好きだったので、海外の顧客も多い服飾メーカーに就職し、日本の芸術を世界に伝えるんだ!ゆくゆくはパリコレだ!などと意気込んでいました^^
でも現実は、そう甘くはありませんでした^^; 大好きな業界で働く事が出来て、とても充実していましたが、今で言う所のいわゆるブラック企業。毎日深夜まで働き、タクシーで帰る日々。
気づけば激痩せし、あまりの激務で体を(今思えば、心も)壊してしまい、どんなに好きな仕事でも、これはさすがにもう無理だ、と敢えなく退社。
その後は、お金を貯めて、単身でフランスへ渡り、地中海沿いのエズという小さな街の香水会社で働きました。学生時代からの、将来はヨーロッパで暮らしたいという夢を実現させたのでした。
夢を追ったその先は、、、?
しかしその後、結局フランスには留まらず、日本に戻る事にしました。
それまで、ひたすら自分のやりたい事を追求してきて、ヨーロッパでの暮らしも経験した。
すると、やり切ったと言うか、夢がいざ実現すると、また新たな視点が芽生えました。それは思っていたよりシビアでもありました(笑)。当たり前だけれど、どんな国も良い面も悪い面もあるということもわかりました。(まだ青かった 笑)
今思うと、ヨーロッパで暮らすこと、がゴールになってしまっていて、そこで何を達成したいのか、が描けていなかったんですよね。
すると、その後の人生で何をどうしたいのか、の展望が見えなくなってしまい、色々考えたあげく、一旦仕切り直しで日本に戻ることに。
再び日本で就職、迷走する
帰国後は、働かない訳にはいかないですし、もともと常に働いていたいタイプの人間ですので、ひとまず、と輸出入の仕事につきました^^
「せっかく言葉が使えるんだったら、それを活かした方がいいんじゃない?」そんなアドバイスに、何となく納得して始めた仕事でした。
ところが、次の目標が見つかるまで、という気持ちで働き始めたものの、何となく働くというのが性に合いませんでした。
もともと常に何かに向かって、日々努力し積み上げていきたいタイプで、
そんな生き方になったのは、15歳の時に交通事故に遭ったことが、大きなきっかけだったと思います。
事故に遭って初めて、ああ、今日も元気に生きてるって当たり前じゃないんだ、と知りました。
”人間死ぬ時は、本当に明日にでも死んでしまう。だから何でも挑戦してみよう”、という生き方に。
その時以来どうしても、何となくただ日々を費やす、というのがしっくり来ませんでした。
とは言え、すぐにその後の人生の目標がパッと現れる訳でもなく。
目標を失った私は、今思うと、、、迷走していました^^;
心と身体は繋がっている、を体現。病に倒れる
職場環境も待遇も悪くはないけれど、やりがいを感じられない。
毎日仕事終わりと、週末を待ち望む日々でした。
仕事を通して成長したい。努力、挑戦しながら生き続けたい。でもどうやって?何を通して?
と悩みながら、日々を過ごしていたら、気づけばある日、病に倒れ、救急車で運ばれるまでの事態に。
体調を崩していた事にも気がつかず、何だか調子がおかしいと思った時には、何と、最悪死も覚悟してください、と言われる程の病になっていたのでした。
今まで大きな病気もした事のない、元気が取り柄の私でしたが、なんと1ヶ月の入院生活を送ることに(驚愕)。
病からの気づき
人生初めての入院生活は、また多くの気づきを与えてくれました。
事故の時に、今日も元気に朝を迎えられるのは当たり前ではない、と気づいたはずなのに、
またもや気づけば、無意識に ”まさか自分が明日、急に死ぬってことはないだろう” と思っている自分がいたことに、ハッとさせられました。
あ〜なんて愚かなんでしょう。人間て、なんて忘れやすい生き物なんでしょう。
いつ死んでも後悔ないように生きる、と思いながら生きてきたはずなのに、またしても、”命の儚さ=今日も元気に生きていることが実は奇跡” という事を忘れていた、という矛盾ですね。
元気な身体があってこそ
人間誰でも、死ぬときはあっけなく明日にでも死んでしまうんだ、と改めて体感し、何よりもまずこの身体をもっと大切にしないと、と思うようになりました。
思えば、それまでの人生、ひたすら突っ走り続けて、実は一番大切な自分の身体のことを、ほとんど考えていなかったんですね。(母は昔から、ザ・健康オタクで、いつも沢山アドバイスしてくれていたのに;;)
身体が元気でいて初めて、何かに向かって突き進めるのに、その健康は当たり前にあるもの、だと思っていたという勘違い。
それから、マクロビオティックや薬膳料理など色々な健康法に興味を持ち、アロマセラピーなども生活に取り入れ始めました。
アーユルヴェーダに出会う
そしてある日、ふと本屋さんで目に留まったアーユルヴェーダの本。
アーユルヴェーダ?何なに??世界最古の医療???
アーユルヴェーダとの出会いは、衝撃的でした。
それは単なる健康法ではなく、”生き方の知恵” そのものだったからです。
これは一生かかっても学びきれない位深いぞ!と直感した時、鳥肌が立つほど嬉しかったのを、今でも覚えています。
そう、私は一生何かを学び続けたかった、追求したかった。その”何か” にようやく出会えた喜びでした。
それからの行動は、驚く程早かったです。気づけば、「インドでヨガとアーユルヴェーダを学ぶので、会社を辞めます」と話をしていました。
上司は目が点でしたが、私は今までの人生で味わった事がない程のワクワクと高揚感でいっぱいでした^^
インドに呼ばれる
好奇心旺盛な性格も相まって、それまで色々な国に旅行で訪れてはいたのですが、面白いことに自分の中で、インドだけは、なぜかずっと別格扱いでした。
他の国は行きたいと思ったら、いつでも好きに行けばいいけれど、インドだけは、何か恐れ多いというか、インドに呼ばれて始めて行くことが出来る、そんな特別な国、みたいな不思議なこだわり?がありました(笑)。
でもその時始めて、今、遂に呼ばれた(笑)と確信しました^^
初めて訪れたインドは、それまでに行った、どの国にもない、エネルギーと驚きが詰まっていて、すぐさま魅了されました。
今まで当たり前だと思っていた事が、実はどんなに狭い視野だったかを思い知らされ、
自然と、今日も太陽が昇る、それは本当にすごいことで、なんて幸せなんだ、という境地に至りました。
インドとアーユルヴェーダが私に教えてくれたこと
今までの人生の中で、ずっと問い続けてきた、”幸せとは?” の答えがようやく、ようやくクリアになりました。(随分と時間がかかりました^^)
幸せとは、地位や職業など、何かを成し遂げたり、何かを追い求めた結果、 ”なる” ものではなく、”気づく”もの。
”常にそこにすでにある” ということに気づくもの。
その、人生で最も大切な事を教えてくれているのが、ヨガでありアーユルヴェーダでした。
その奥深さに驚き、一生かけて学び、深め続けてもなお、学びきれない程の叡智に出会えた事に、心からの喜びを覚えました。
今までずっとずっと模索してきた ”人生で成すべき何か” はこれだったのだ、と確信しました。
そしてこのヨガとアーユルヴェーダを通してなら、現代の悩める人の幸せのお手伝いができるのでは、と強く感じました。
アーユルヴェーダの素晴らしさを伝えたい
以来、この素晴らしい太古から伝わる、心も身体も健やかに保つ”生き方の知恵” を伝えていくのだと決心しました。
自分のお店を持つ、という新たな目標に向かって、毎年インドに渡り、現地で学びを深めました。
同時に国内のアーユルヴェーダスパとヨガスタジオで働き、セラピスト業、インストラクター業についても一から学びました。
目標に一歩一歩近づいていく実感を得ながら、学びを深める日々は何よりも充実していました。
初めて、カウンセリングから最後のお見送りまで一人で任された時の事は、今でも鮮明に覚えています。
施術後に、お客様がパウダールームから出られて、パァっと明るくなられた表情で、「スッキリした〜!」と言ってもらえた事は、何よりも嬉しかったです。
会社員時代には味わえなかった、目の前にいるお客様が喜ぶ顔を直接見れる、元気に、笑顔になっていく変化を見られることに、こちらまでパワーをもらい、今までにないくらいの達成感と重みを感じました^^
奥深い本場のアーユルヴェーダを伝えたいとの思いで、自分のお店を
本場の、身体だけではなく心も整えるアーユルヴェーダを伝えたい、お一人お一人と丁寧に向き合いたい、という思いがますます強くなり、長年の念願叶って、2021年10月にアーユルヴェーダスパをオープンするに至りました。
アーユルヴェーダと聞くと、額にオイルを垂らすトリートメントを想像する方も多いかと思いますが、
アーユルヴェーダとは、単なるオイルマッサージに留まるものではありません。
現代のストレス社会の中で、いかに ”心も身体も共に健やかに生きるか”、”本来持って生まれた自分自身を取り戻し、前向きな日々を送る” ための生き方のヒントを与えてくれるのが、アーユルヴェーダです。
そんな底知れぬ叡智の詰まったアーユルヴェーダを通して、一人でも多くの方の日常が、笑顔と喜びに満ちたものになればと、願っています。
SANTOSHAが、あなたにとって安らげる場所であり、めまぐるしい日々のひとときの憩いの場所、と感じてもらえるよう、日々工夫と努力を重ねていきたいと思っています。
アーユルヴェーダを通じて、健やかな笑顔の輪が広がりますように。
■生年月日:1980年9月17日生まれ
■資格:全米ヨガアライアンス認定上級指導者RYT500
インド政府公認正式ヨガ指導者
日本シューニャアカデミー協会認定ヨガインストラクター
インド政府公認アーユルヴェーダ&パンチャカルマコース修了
インド政府公認産前産後のアーユルヴェーダ &ベビーマッサージコース修了
インド政府公認アーユルヴェーダ栄養学&クッキングコース修了
BLOOMアーユルヴェーディックテクニカルスクール基礎講座修了
アーユルヴェーダスクール「カイラリ学院」日本校セラピスト養成講座修了
AEAJ認定アロマテラピー 検定1級
■家族:東京都杉並区で、夫、5歳の長女、1歳の次女の家族4人暮らし
■性格:細かいことは気にならない、典型的な南方系の性格です。
明るくポジティブ、好奇心旺盛 、楽観的 、社交的 、怖いもの知らず 、変化を恐れない 、人が好き
■好きな事:自己を高める努力や勉強をすること、挑戦し続けること、価値観・世界観を広げる旅(一人旅も含む)、体に優しい料理・お菓子づくり、キャンプ、トレッキング、海、山、自然、ものづくり、絵を描く事、デザイン、インテリア(空間デザイン)、ダンス(サルサ)、泳ぐこと
■好きな食べ物:スパイス料理(特に南インド料理、ドーサ、ビリヤニなど)、エスニック料理、ルッコラ、パクチーなどハーブ系野菜、薬膳料理、ナッツ系スイーツ
■旅行で印象に残っている国・地域:ネパール、アルゼンチン(パタゴニア)、チリ(アタカマ)、ブラジル(パンタナウ)、ペルー(オリャンタイタンボ)、イタリア(サルデニア島)、スペイン(ロンダ、フリヒリアナ)、久米島
■苦手な事:理数系、計算すること、家電、電気屋さんなどチカチカした場所
■ストレス発散方法:ヨガ、瞑想、キャンプ、自然のある所に出かける、何か創作する、踊る、泳ぐ
■その他:学生の頃に初めてアルバイトをしたイタリア料理屋さんで、接客業の楽しさを知りました。会社員も経験しましたが、接客業が天職と思える位、大好きなのだと痛感しています。生徒さまと過ごす時間が何よりも楽しいです。「やりたいこと」を仕事にできることは本当に幸せでありがたいことだな、と日々感じています。